5/17、小売セクターも激しい株価の動きとなっています。前日比値上がり率10%超が7銘柄、値下がり率10%超が2銘柄となりました。
SANKO MARKETING FOODS(2762)は、前日に大幅に下落した反動で買いが優勢となり、ストップ高まで上昇しました。
クオールホールディングス(3034)は、2023年6月期の連結業績予想を上方修正したことが好感され、23.61%高となりました。また、第一三共エスファ株式会社の株式取得(段階取得による子会社化)を発表したことも材料視されました。
ピーシーデポコーポレーションは、2日連続で20%超の暴騰。
海帆(3133)も2日連続で暴騰。
アールビバン(7523)は、大幅増配計画が材料視されたものと思われます。
21LADY(3346)は、2023年3月期の連結経常損益は1600万円の黒字(前の期は4900万円の赤字)に浮上し、24年3月期の同利益は前期比2.5倍の4000万円に急拡大を見込み、18期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことがここにきて材料視されました。
ポプラ(7601)は、2023年2月期の業績で、営業利益、経常利益、純利益が黒字転換したことが材料視されたようです。
順位 | 会社名 | 終値 | 前日比 |
1 | SANKO MARKETING FOODS | 243 | 25.91% |
2 | クオールホールディングス | 1,450 | 23.61% |
3 | ピーシーデポコーポレーション | 461 | 21.00% |
4 | 海帆 | 564 | 16.29% |
5 | アールビバン | 850 | 15.96% |
6 | 21LADY | 121 | 11.01% |
7 | ポプラ | 288 | 10.77% |
サンワカンパニー(3187)は、前日に大幅に上昇した反動で利益確定売りが優勢となり、10.33%下落しました。また、2023年9月期の連結業績予想を下方修正したことも嫌気されました。
マルシェ(7524)は、2023年3月期の連結業績予想が赤字拡大となる内容だったことが売り材料視され、10.17%安となりました。また、同社は新型コロナウイルスの感染拡大による外食需要の低迷が続いていることも影響しました。
順位 | 会社名 | 終値 | 前日比 |
1 | サンワカンパニー | 651 | -10.33% |
2 | マルシェ | 309 | -10.17% |