6/28、小売セクターで前日比10%超は、値上がり2銘柄となりました。
値上がり率トップは、6/26に続き、霊園や納骨堂の受託開発・販売大手ニチリョク(7578)でした。6/27は、前日比-7.8%と沈みましたが、6/28日、日経上昇と連動するように2桁の伸びとなりました。
今回の急騰は、前日の反動と同時に、移動平均線との乖離幅の解消への動きに加え、PBR1%以下銘柄ということでの物色もあると考えられます。今後どのように評価されていくかに注目です。
6/27の値下がり率トップ銘柄の力の源ホールディングスは、前日比+7.13%と続落は回避しました。
前日比値上がり率2位は、カジュアル婦人服のハニーズホールディングス(2792)となりました。
6/27の大引後、同社は「2023年5月期通期連結業績予想の修正および配当予想の修正に関するお知らせ」を発表しました。
それによると、売上高が従来予想の520億円から548億8800万円(前期比+15.1%)、営業利益が60億円から76億7000万円(同+53.6%)、純利益が39億円から53億3600万円(同+63.9%)と上振れしました。それに伴い、期末配当予想を、25円の予定から30円に引き上げると発表しました。
なお、業績上方修正の要因について同社は、2022年5月期第4四半期の業績が好調に推移したため、当第4四半期は前年並みの売上高や利益を見込んでいたものの、規制緩和も進み、経済社会活動も正常化へと向かったことに加え、全国的に気温も上昇して旅行など外出機会の増加で客数が想定を上回ったほか、3月から4月にかけてのオケージョン
需要や新生活に向けた需要も好調な推移となったことで売上高は前年から伸長したと分析しています。また、アセアン
生産やミャンマー子会社を活用した高い売上総利益率の維持もあり、前回予想を上回る見込みとなったと報告しています。
順位 | コード | 会社名 | 終値 | 前日比 |
1 | 7578 | ニチリョク | 227 | 12.38% |
2 | 2792 | ハニーズホールディングス | 1,709 | 11.34% |