7/11、小売セクターで前日比10%超となったのは、値上がり2銘柄、値下がり1銘柄でした。
値上がり率トップは、下着通販の白鳩(3192)でした。前日比+24.3%でストップ高の引けとなりました。
その要因は不明ですが、投棄的な売買の動きの一方で、2023年2月期現在、4割の大株主が小田急電鉄なのと2024年2月期の業績予想で、経常利益が前期比2.1倍など、投資家の買いを誘う要素もある銘柄です。
値上がり率2位は、海帆(3133)となりました。
同社は7/10にストップ安となっていました。
どこまで下がるのか、あるいは反転するのか注目でしたが、反転しストップ高で引けました。
短期急落の反動で、ストップ高まで買い戻しが入ったという状況と推測されます。
順位 | コード | 会社名 | 終値 | 前日比 |
1 | 3192 | 白鳩 | 409 | 24.32% |
2 | 3133 | 海帆 | 554 | 16.88% |
値下がり率のトップは、ウエルシア(3141)でした。
値下がりの要因は、7/10発表の2024年2月期第1四半期連結業績が振るわなかったことが材料となったようです。
売上高は前期比+11.4%となったものの、営業利益は前期比−4.3%、経常利益は前期比-18.8%という結果となりました。
コロナ関連需要の反動減の中、売上総利益が計画を下回ってしまいました。 販管費は計画内で推移したものの、営業利益計画未達というのが、株価を直撃しました。
順位 | コード | 会社名 | 終値 | 前日比 |
1 | 3141 | ウエルシア | 2,772.00 | -10.64% |