7月19日、小売セクターで前日比10%超となったのは、値上がり2銘柄でした。
値上がり率トップは、豚骨ラーメンチェーンの丸千代山岡家(3399)でした。
急激に株価が上昇し、ストップ高の5,410円となり、年初来の高値を更新しています。
同社は、8月末を基準として1株を2株に株式分割することを発表しました。
この決定により、株価が下がることで株式の取引がしやすくなり、流動性が向上し、投資家の層も広がることが期待されています。
実施日は9月1日となります。
さらに、同社では100株以上保有している株主に対して、株主優待としてラーメン無料券2枚、お米2kg、または乾麺セット1個のいずれかを贈呈しています。
株式分割後も100株以上の株主は引き続き同様の優待を受けられるため、実質的に株主優待が拡充されることになります。
また、配当予想も株式分割に伴い修正されました。
それにより、年間配当が従来の16円から8円に修正されますが、株式分割による効果で実質的な配当は変わらないとのことです。
株式分割の目的は、株式の流動性向上と投資家層の拡大を図るためです。
具体的な株式分割の方法は、2023年8月31日を基準日として、同日の最終の株主名簿に記載または記録された株主が保有する普通株式1株につき2株の割合で行われます。
値上がり率の2位は、小僧寿し(9973)でした。
同社の株価は22円というものであり、2円の動きで上昇率が急変しました。
とくに上昇の理由となる発表はありませんでした。
順位 | コード | 会社名 | 終値 | 前日比 |
1 | 3399 | 丸千代山岡家 | 5,410 | 14.86% |
2 | 9973 | 小僧寿し | 22 | 10.00% |