フランチャイズチェーン統計、チェーン数は微減も売上高は増加

フランチャイズチェーン統計、チェーン数は微減も売上高は増加

2023年11月6日

2022年度「JFAフランチャイズチェーン統計調査」

 チェーン数店舗数売上高(百万円)
チェーン数増減店舗数増減前年比売上高増減前年比
総計1,282-4249,316-97299.6%26,987,9731,107,070104.3%
小売業305-8106,451701100.7%20,058,975805,857104.2%
(うちCVS)16057,451-9399.8%11,516,996407,470103.7%
外食業545-250,982-89598.3%3,985,151273,445107.4%
サービス業432691,883-77899.2%2,943,84727,768101.0%
※店舗数は各チェーンの加盟店・直営店数の合計、売上高は加盟店・直営店の店舗末端売上高。
※CVS=コンビニエンスストアの略。
※前年比の数値は小数点第2位を四捨五入して算出。

業界団体(一社)日本フランチャイズチェーン協会がまとめた2022年度のフランチャイズチェーン統計調査結果が発表された。
調査によると、国内のフランチャイズチェーン数は1282と前年比4チェーン減少。店舗数も約25万店と972店舗減少した。一方、売上高は約27兆円と前年比4.3%増加した。
小売業はコンビニが既存店売上を伸ばし、外食業はコロナ禍からの回復傾向が見えた。サービス業でも一部で売上高が増加した。
フランチャイズチェーン協会加盟企業のシェアは高く、チェーン数で24%、店舗数で49%、売上高で58%を占めている。
微減ながらも売上高が増加した結果となり、コロナ禍からの回復途上にあるフランチャイズ市場の現状がうかがえる。