1 | 7561 | ハークスレイ | 753 | 15.31% |
2 | 3399 | 丸千代山岡家 | 4,180 | 10.14% |
2023/12/13、小売セクターで株価が前日比10%超動いた銘柄は、値上がり2銘柄。
値上がり率のトップは、ハークスレイ(7561)で、ストップ高。急騰の理由は、前日発表の2024年3月期の業績上方修正が好感されたため。
従来予想の営業利益16.5億円から22.6億円に、54.7%の大幅な増益を見込む。上半期業績予想を上方修正した後も、全セグメントの業績が順調に進捗していることが好感された。
上半期までの進捗から上振れ期待はあったとみられるが、修正幅の大きさは想定以上との見方。
株価もさえない推移であったため、見直しの動きが急速に強まったと考えられる。
値上がり率の2位は、丸千代山岡家(3399)で、ストップ高。
理由は主に3点。
第1に、第3四半期決算の好調さ。累計営業利益が前年同期比4.1倍と大幅に増加し、通期予想も従来の10億円から18億円に上方修正した。
第2に、来店客数の高い伸び。豚骨ラーメンチェーンとして北海道と北関東で幹線沿いに展開しており、リベンジ消費やおひとりさま需要などで来店客数が増加している。
第3に、一部商品の価格改定効果。スープや麺などの原材料費の高騰に対応して、一部商品の価格を改定。利益率が改善した。