ホンダ、アストンマーティンF1との技術提携により2026年F1シーズンに向けて体制強化ホンダ、アストンマーティンと強力タッグ!

ホンダ、アストンマーティンF1との技術提携により2026年F1シーズンに向けて体制強化ホンダ、アストンマーティンと強力タッグ!

ホンダ・レーシング(HRC)は9月3日、アストンマーティン・フォーミュラワンチーム(AMF1)、サウジアラビア国営石油会社のアラムコ、潤滑油メーカーのバルボリンと、2026年からのF1世界選手権における技術協力協定を締結したと発表した。

この協定は、2026年から導入されるF1の新レギュレーションに対応するため、4社が共同でF1マシンの開発を進めることを目的としている。ホンダは電動モーターと内燃機関のパワーが50:50となる新型パワーユニット(PU)を開発中で、アラムコは最先端の燃料を、バルボリンは最先端の潤滑油をそれぞれ供給する。

2026年シーズンに向けた新たな挑戦

2026年シーズンからは、F1マシンの動力源が大きく変化し、電動化が加速する。ホンダは、この新たな時代にいち早く対応するため、AMF1と提携し、ワークスエンジンを供給することを決めている。今回の技術協力協定により、ホンダはアラムコとバルボリンの最先端技術も活用することで、さらなるパフォーマンス向上を目指していく。

各社のコメント

  • アストンマーティン・フォーミュラワンチーム エグゼクティブチェアマン ローレンス・ストロール氏:
    「このパートナーシップは、私たちの野心的な目標達成に向けて大きな一歩です。先進的な燃料・潤滑剤の共同開発と、新しいホンダのPUにより、サーキット上でのパフォーマンスが向上し、関係者全員に大きな成功をもたらすと確信しています。」
  • アラムコ エグゼクティブバイスプレジデント ヤッセール・マフティ氏:
    「AMF1、HRC、バルボリンとの協力が着実に進展していることを、大変喜ばしく思っています。Aramcoは、モータースポーツと自動車産業の未来に役立つ、先進技術の開発に積極的に取り組んでいきます。」
  • ホンダ・レーシング 代表取締役社長 渡辺康治氏:
    「AMF1、バルボリン、アラムコとの協力は、これまでにない特別なコラボレーションです。新レギュレーションに適合したホンダのPUが、AMF1の車体に搭載され、F1を戦うことを大変楽しみにしており、これら素晴らしいブランドとの先進的なパートナーシップの一員であることを誇りに思います。」
  • バルボリン グローバルオペレーションズ CEO ジャマル・ミュアシャー氏:
    「AMF1との協業は、モータースポーツにおける可能性の限界を押し広げる特別な機会です。Valvolineの先進的な潤滑技術は、この取り組みにおいて重要な役割を果たしており、2026年のサーキットでその成果を見ることを楽しみにしています。」

F1の未来を形作るパートナーシップ

今回の技術協力協定は、F1の未来を形作る重要な一歩となる。4社が持つ技術力とノウハウを結集することで、より持続可能でエキサイティングなモータースポーツを実現することが期待される。いくことが期待される。