7月28日、小売セクターで前日比10%超となったのは、値上がり1銘柄のみでした。
値上がり率トップは、グルーバルダイニング(7625)で、ストップ高となりました。
その要因は、2023年7月27日に通期連結業績予想の修正に関するお知らせとして、業績予想の上方修正を発表したためです。
上方修正の内容は以下のとおりです。
2023年12月期(連結)通期業績予想の修正:
売上高: 10,983百万円(前回予想から980百万円増加)
営業利益: 569百万円(前回予想から269百万円増加)
経常利益: 575百万円(前回予想から260百万円増加)
親会社株主に帰属する当期純利益: 597百万円(前回予想から296百万円増加)
1株当たり当期純利益: 57.66円(前回予想から29.11円増加)
修正の理由は第2四半期の業績が好調だったためです。国内のインバウンド需要の復活やコロナの落ち着きにより既存店の客数・客単価が増加し、第2四半期の連結売上高は前年比で17.3%増収見込みです。
とくに和食業態が前年比70.1%増となり、増収に貢献しています。利益については、エネルギーコストや材料費・人件費の増加があるものの、増収によりコスト増を吸収できる見通しで、営業利益・経常利益・四半期純利益も増益となる見込みです。
また、下期においても上期同様の好環境が続くことと、秋・冬の行楽やイベントによる売上高の季節的な上昇を予想しているため、通期業績予想の上方修正となったようです。
順位 | コード | 会社名 | 終値 | 前日比 |
1 | 7625 | グローバルダイニング | 465 | 20.78% |