9月8日、小売セクターで株価が前日比10%超となったのは、値下がり1銘柄のみでした。
値上がり率トップは、梅の花(7604)でした。
株価急騰の理由は、ひとつは業績回復への期待です。梅の花は、2023年3月期は、新型コロナウイルス感染症の拡大や、大株主のH2Oの撤退などにより、最終赤字となりました。これにより、梅の花の経営体制が変わり、投資家の見方も変わった可能性があります。
2つ目は、減損処理による償却費の削減です。また同社は、減損処理を行いました。これにより、償却費が大幅に削減され、今後の収益性が向上することが期待されています。
これらの要素を踏まえると、梅の花の株価は、業績回復への期待と、減損処理による償却費の削減による収益性向上への期待から、上昇したと考えられます。
順位 | コード | 会社名 | 終値 | 前日比 |
1 | 7604 | 梅の花 | 1,174 | 10.23% |